new balance ML2002R
1906年にアメリカ/ボストンにて「Arch Support Insole(アーチサポートインソール)」の開発や偏平足等を治療する矯正靴の製造メーカーとして、その長い歴史をスタートさせた「new balance(ニューバランス)」。クラフトマンシップやヘリテージと言ったブランド本来の魅力を体現する「1000」「900」「500」シリーズは「new balance」のアイコニックな三本柱として多くのユーザーから愛され続けるだけでは無く、普遍的な価値と魅力を保ちながらスポーツブランドとして培ったテクノロジーを融合する事で新たな展開を魅せています。
そんな「new balance」が2016年に110周年の節目を迎え、クラフトマンシップを体現しながら真摯な姿勢で作り上げたMade in U.S.A.(メイドインUSA)、Made in England(メイドインイングランド)のプロダクトを通して”Made.(メイド.)”と言うキーワードと共に世界中のユーザーにブランドフィロソフィを提唱しながら、スポーティンググッズの世界で培ったテクノロジーを実用的に反映したMade in Asia(メイドインアジア)のニュープロダクトを交えてフューチャークラシックを創造して行きます。
ライフスタイル・パフォーマンスの垣根を超越し、コンセプトである”Redevelopment(再開発)”を表した”R”を商品名に冠して具現化された今作は珠玉の逸足「MR2002」の「アッパー」デザインを継承しながら、2019年のParis Fashion Week(パリファッションウィーク)開催中にパリに訪れていた関係者内で人気を博していた「ML860 V2」の「ソールユニット」をフュージョンさせた「ML2002R」として現代に再生。
「アッパー」のベースとなった「MR2002」はプレステージモデルとして前作「2001」から約7年振りとなる2010年にリリースされ、重厚で高級感の溢れる「ヌバック」と「通気性」と「軽量性」を兼備した「ナイロンメッシュ」の伝統的なマテリアルコンビネーションを採用。「ソールユニット」には「衝撃吸収性」と高い「耐久性」を誇る独自のテクノロジー「N-Ergy(エナジー)」をフルレングスで搭載する事により、最上級の「クッション性」と「コンフォート性」を提供。更に新しく開発された「PL-1ラスト(靴型)」を採用する事で優れた「フィット性」を具現化しました。
「ソールユニット」にはパフォーマンスシューズとして2011年に登場し、2012年には1966年創刊のRunner’s World(ランナーズワールド)でエディターズチョイスに選出された名機「ML860 V2」のツーリングを採用。「前足部」には「衝撃吸収性」と「反発弾性」に特化した機能素材「Abzorb(アブゾーブ)」、後足部に「軽量性」と「反発性」を兼ね備えた「N-Ergy(エナジー)」を組み合わせた「ソールユニット」を融合しています。
今作のカラーリングには「MR2002」のファーストカラーとセカンドカラーを採用し、プレステージモデル特有のタイムレスで高級感溢れる佇まいはそのままにコンフォータブルで「汎用性」に優れた逸足として、当時を懐かしむスニーカーファンから昨今のスニーカーヘッズまで幅広くフィットするモデルになっています。
「普遍性」を尊重しつつ、常に新しい試みでブレる事のない進化を続けるプレステージモデルの中でも本物志向から支持を得た名機「MR2002」。伝統を継承しながら現代に再生された「ML2002R」をこの機会に体感して見ては如何でしょうか。